読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

星になったShougoへ

亡き息子との想い出と、その後の家族の日常。時々ハンドメイド

人生は天気、今日は大雨のち曇り

毎月9日に行く場所があります。

翔悟が亡くなった事故現場。

自宅から、バス、電車、バスと乗り換えて、約一時間位かかる。

主人は大体、仕事なので私一人。

行く時間は違うけれど、私以外にも、姉や、親戚の叔父さんが、この交差点へ行く。

 

今日は6回目の月命日。

 

いつも昼頃にこの場所へ行くが、毎回、加害者が置いたと思われる、白いリボンが結んである花が置いてある。

 

事故現場は大きな交差点、信号のすぐ裏が原っぱになっていて、高低があるので低くなっている場所に網がはってある。

いつも、その網にペットボトルが針金で結わいてあって、その中に花が入れてあるのだ。

 

私には加害者が息子に対して、どれぐらいの気持ちがあるのか今だによくわからない。

すみませんの一言は聞いたけれど、その他の事は何も言わないから。

弁護士の先生が、加害者は言葉にするのが苦手な人だと言っていた。

思っていて言葉にしないのか、それとも何も思っていないのか。

 

現場に花が供えてあるのを見た時、加害者の心を少し見る事が出来て少しホッとする。

 

 

でも、

今日は花が無かったのだ。

すぐに、仕事中の主人に電話をしてしまった。

夜になったら現場にもう一回行ってもらいたいと、泣きながら言っていた。

 

裁判が終わって、加害者はもう何もかも終わったかのような気持ちになっているんだと思ったら、翔悟が可哀想になってしまい、悔しい気持ちとかもごちゃ混ぜになって、人目も気にせずにワアワア泣いてしまいました。

 

私は買ったカフェオレを置いて、現場を離れました。 

 

それから、バスに乗って、

スマホを見たらラインが入っていた。

娘からで、さっき現場に行ったら花が供えてあったよと。

 

ええ〜?

電話をしてみたら、

豪華な花で、今日買ったみたいだったから加害者じゃないの?

って。

 

いつもの場所になかったので、私はわからなかったみたいです。

 

家を出た時は、雨が少し降っていたけれど、帰りは雨も上がり、空も明るくなっていました。

 

人生はお天気みたいだなと、ふっと思いました。

 

息子が亡くなって、心の中は大雨が降っていました。

 

けれども、時には、雨のち曇りになったり、雨のち晴れになる時もありました。

 

曇りや晴れはどんな時?

 

それは次に。